5月、6月、7月開催セミナーが中止になり、オンライン実施に向けての準備中です。

コーチングやカウンセリングのセッションもZOOMに切り替えて、ステイホームが続いています。

 

自宅で今やっているのが、「心理統計法」の勉強。

 

事前確率、事後確率とか、尤度ってなに? 条件付き分布?

ベイズの定理って?

 

 

教科書を何度も読み返しても、インターネットの放送授業をリピート視聴しても理解不能!

シータ(θ)だの、ミュー(μ)だの、シグマ(σ)だの…  頭に入らない、脳が拒否してる…

 

思い出したのがー

小学生の頃、サイコロの目が出る確率でつまずいていたこと、中学生になって関数が出てきた頃から数学アレルギーになったこと。

なんでいまさら統計を勉強しなきゃならないの~ と叫んでも、必須科目だから仕方がないわけで、単位落とせないし~ 心なしか微熱が(コロナではありません、知恵熱?)

 

気分転換でつけたテレビで、クラスター対策班の西浦先生が提唱した接触8割減の根拠とか、実行再生産数について議論をしている。

西浦先生は詳細な計算式を明らかにしていないけど、多分 ベイズ統計理論 を使っているらしい… おそるべし、ベイズ理論

 

PCR検査数についても専門家で意見が分かれています。

「医師が必要と判断した人には迅速な検査が必要だが、ただ闇雲に検査数を拡大する必要はない。むしろ増やすべきではない。」

この根拠は、陽性・陰性・偽陽性・偽陰性がいることを考慮した、確率の計算で導き出した説得力のある意見です。分かりやすく説明された記事を見つけました。

https://www.yushoukai.org/blog/pcr

 

今の世の中、未知の感染症に対する議論の根拠は何なのか、検査数を拡大すべきか絞るべきか、どちらが正解かは分かりませんが、論点を理解するためには統計や確率の知識は必要なんですね。

 

今さらながら、小中高の算数、数学の勉強は大事だった、ちゃんとやっておくべきだったと、大人になってから思う今日この頃・・・